SYUKULOG / 2008年06月
 先日の研究科・アッパークラスでは「中世」というテーマで生徒の皆さんとお花を活けました。(私も何度か同じテーマを活けますが毎回浮かぶアレンジは違っていて楽しいのです)
 中世といえばヨーロッパでは特にキリスト教が多くの場面で強く関わっていた時代。この写真はローマへ旅行した折印象的だった聖母子像と薄暗いロマネスクやバロック様式の教会のなかで数え切れないくらいのろうそくがしんとした空間で灯されていた光景を自分なりにイメージし拙い知識をプラスして活けたものです。
 聖母マリアのイメージで百合など白の花でまとめエレガンスに。足元にはたくさんのろうそくを置き灯をともしました。
 テーマを分析し何を主題にすえるのか皆さんそれぞれ。例えばその時代の絵画から活けられていたスタイルや花を忠実に再現し研究する方もいらっしゃいますし、「暗黒の時代」といわれるこの時代をダークな花を揃え活ける方も。 様々な切り口があってそれを納得できる作品へ持ってゆくようデイスカションをします。
 レギュラークラスでは、花の合わせ方や扱い方を学び、研究科では厚みのあるものに持ってゆく。その方の経験や、知識、3年以上学んできた花の引き出しをうまく開けてくれたら 今までの勉強が納得できますし、これから生涯かけて花を学ぶモチベーションになってくれるのではと願っています。
 楽しいです!