SYUKULOG / 2010年02月
暮らしの中に、職場に、レストランに、ホテルに等々、あたりまえのように生花を飾る。その幸せこそ現代。
第3の波といわれる時代の中で花の流通も多様化し、この本州最果ての町青森にいても1年中好みの花が手に入る。
 フラワーアレンジを習い始めた30年前、花を飾るのは華道のお稽古で生けた季節の花を床の間や玄関に、そして欠かさず仏壇にお供えとして、又庭の花を1種壺に生け・・・ ある日偶然出会った多種多色の花をバランスよくセンス抜群の組合わせで生けるフラワーアレンジの世界に若い私の心は魅了された。それが恩師、野口美知子の花。その時代フラワーアレンジはまだまだ青森ではふつうのことではなく、セレモニーの装花などフローリストのためのものだった。それは華やかだが洒落ていなかった。華道でもなく、フローリストの花でもない、インテリアの一部としての花。それはわたくしや当時の仲間には衝撃的な出会いだった。

「なぜ人は花を生けるのか?」

その壮大なテーマで6月にホテル青森で花展を開催します。
インテリア、アート、日本の季節感、セレモニー、教養・・もう少し練り決めたコンテンツを掲げ、教室スタートから25年、もう一度花の素晴らしさと深さを生徒のみなさんと真剣に考え、これから未来に向け良い花を生け続けたい!!その一心です。
 そしてできれば、青森で頑張っている花栽培の皆様どこにも負けない最先端の花を栽培していただきたい。一緒に輝ける花の未来を目指したい。素直な気持ちです。

ミモザとキャンディー